閑話『病室とストッキングと私』前篇

前回「無事帰還致しました」との報告後には後日談がありました。
指定のラボテストでの結果は私が最初に見立てた通りの病名でした。つまり前回の救急病院の救急医者(?)の診断は完全に誤診だった訳です。
その頃には痛みもある程度治まっていたため、その診断結果を持っていきり立って救急病院に向かいました… しかしここからが悲劇の始まりでした。前回と同じプロセスでデータを取られ、採血され、待つ事数時間… やっと外科医の助手と思われる若い女性医師に呼び出されたと思ったら…

医師「入院して手術となります!(キッパリ)」 私「へ?」
医師「運が良ければ手術は今夜… たぶん深夜、もしかしたら明日… いやあさってになるかもしれません」
私「で、でも私にも仕事の都合が…」
医師「今は空きのベッドがありません。他の急患で一杯なんです!」
私「じゃあ、一旦自宅に戻る時間はあります…よねェ?」
医師「いえ、このまま入院してもらいます!」
私「でもベッドが無いんでしょう?」
医師「今探してます。無かったら他の病院にも当たってみます」
私「一旦薬で散らして、2週間後に予約という訳には…?」
医師「ダメです!これは緊急でシリアスなんですよ!開腹手術になったら入院が1ヶ月にもなりますよ!」
私「(でも今他の急患が優先って言ったじゃん?)……」

で、運が良いのか悪いのか、数時間後ベッドに空きが出て部屋に移され、シャワーを浴び、患者服(って言うのか?)と、手術中足の血行を妨げない為という太ももまで届く真っ白なストッキングをはかされ、今度はベッドの上で「手術待機」です…
実は前日の夜を最後に万が一の事も考え何もお腹に入れていません。この時点で24時間近く経っています。
「今夜遅くには空きそうです!」
「前の手術3時間の予定が6時間に伸びました!」
「深夜過ぎに手術にはいるでしょう!」
次々と看護婦から入ってくる更新情報はまるでFXのチャートのようです。

空腹と精神的な疲れからか、ある時点で気を失うように眠ってしまい、夜中1時過ぎだか3時過ぎに目を覚ました時には「あァ… 手術は明日か…」とボンヤリと諦めの境地に入っていました…

コメント

  1. frisbee より:

    突然の話で驚きましたが手術の結果が良好そうでなによりです。
    私も横浜の大学病院に1ヶ月ほど入院したことがあります。
    そこで怖い思いをしたので、公立の病院に対してアレルギーができてしまいました。
    しばらくはあまり無理せずに体力の回復に努めてくださいませ。
    (FXトレードはストレスの元ですから・・・。)

  2. balibaribalibari より:

    コメントありがとうございます。
    私の場合、ごく一般的な病気で手術も大した事なかったのですが、
    実質「監禁」状態で自分のスケジュールがコントロールできないのには参りました。。。
    frisbeeさんは1ヶ月の入院でしたか。。。
    私は合計3日間の「拘束」でコレですから、
    1ヶ月となったらきっと気が触れますね(笑)。