八月六日

z_p09-Yes-We-Scan-03FXブログとして、IBとして、日々更新しなければならない事項は山積しているのですが、この八月がやってくるたびに、日本に生まれ育った私としては、どうしても触れないではいられない話題が『原爆』です。
過去のアーカイブを見た所、昨年も同じタイトルでこの話題に触れていますので、今年は題名を漢数字にし(笑)2回に分ける事にしました。

images-2金融(FX)ニュースについても幾度となく同様の見解を述べていますが、日本のメディアが流すニュースや、取り上げる情報は(都合の良い物だけを)取捨選択したものであり、更に都合良く「編集」の施されたものが殆どだということです。そしてそれを盲目的に信じてしまう多数の民衆(国民)という構図があります。外から日本を眺めていて何とも歯痒い思いをする瞬間です。
その「都合の良い情報」を操る大本営は何処にあるのか?ズバリ米国と英国です。「英語しか話せない」「政治と金融にしか興味の無い」この2つの国が「英語メディアしか情報拡散力を持たない世界」を長年かけて築き上げて来たもの、と私は考えます。
そして残念な事に、日本人として最も恥ずべき瞬間が、この大本営からの”注文”に盲目的に(しかも尻尾を振って!)従っている我が祖国ニッポンの姿を間の当たりにした時です。

大前提として「東京のみならず日本全土を爆撃したのは歴史上米国のみ」「歴史上唯一市民の頭上で原爆投下(実験)を行ったのは米国であり、その被害国はいわずもがな日本」であるという事実があります。

みなさんもたまにはFXのチャートから離れ、上記2つのリンクから、我が国ニッポン(人)がどれ程酷い扱いを受けて来たのか、じっくりと見、そして考えてみましょう。注目すべきは、その死者数だけではありません。上記「政治と金融にしか興味の無い」と書いた裏には「多くの国宝・重要文化財が焼失。一説には空襲により9割以上が焼失したとも言われている」という、人命はおろか、他国の文化等には一切敬意を払わない」この人類史上「最狂」の国家に対する皮肉が込められています。
「重要文化財や歴史的建造物の破壊」を繰り返された事実は日本だけではありません。
多くの欧州諸国を「救った」とされている米国ですが、ドイツ軍が欧州他国から撤退後もその「救った」はずの他国で不必要な「爆撃」を行って数々の重要文化財・歴史的建造物破壊を繰り返して来た事実はあまり知られていません。言わば「破壊して、また作れば、経済が潤って良かろうもん!」というのが彼らの「価値観」だと思われます。
ちなみに、米国が熱心なのは他国の破壊活動ばかりではなかったようです。ドイツ撤退後は「助けてやったんだから良かろうが!」と未婚既婚を問わず現地の女性へのレイプが多発したそうです。
「ドイツ占領中は男たちが隠れなければならなかったが、米兵が来た後は女性を隠さねばならなかった」とのフランスの生き証言さえ発表されました。そして今でも米軍による同様の事件が世界中で起こっています。

再び話戻って「情報操作」つながりです。
本日、広島の『原爆平和記念式典』での市長による「平和宣言全文」が数少ないメディアに載りました。

A「世界の為政者の皆さん、いつまで、疑心暗鬼に陥っているのですか。威嚇によって国の安全を守り続けることができると思っているのですか。広島を訪れ、被爆者の思いに接し、過去にとらわれず人類の未来を見据えて、信頼と対話に基づく安全保障体制への転換を決断すべきではないですか」

ここまで読んで、唯一の被爆国の思いを吐露した中々良い問いかけだと思いました。
しかしその後に続く取って付けたような文言に私は絶句しました。

B「今、核兵器の非人道性を踏まえ、その廃絶を訴える国が着実に増加してきています。また、米国のオバマ大統領は核兵器の追加削減交渉をロシアに呼び掛け、核軍縮の決意を表明しました……」

広島の松井一実市長は本当にそう信じて、彼の言葉として上記Bの文言を発したのでしょうか?
それとも…式典に出席するルース駐日大使から、スピーチ原稿チェック時に「そのセンテンス捩じ込んでくれたまえ。じゃなきゃ出席しねえよ!」とでも言われたのでしょうか?
もしそうだとしても、まさに『イエスウィスキャン(ああ、我々は全ての情報を傍受チェックするよ)』が当然と考えている国であり、未だに大量殺戮が最大の文化の国の考えとあれば、そう驚きません。

拝啓、松井一実様。
上記Aの文言はそのまま「原爆投下当事国の代表」に向けられるべき言葉であったのではないですか?

A”「世界の為政者の皆さん、特に我が国に原爆を投下した当事国の”偽政者”オバカさん、いつまで疑心暗鬼に陥っているのですか。威嚇によって国の安全を守り続けることができると思っているのですか。まずはノーベル平和賞を返上して下さい。他国に批判の矛先を向けつつ繰り返している核実験を率先して止めてください。聞こえの良い嘘ばかりの演説にもうんざりです。他国の諜報や情報操作や気象操作、化学兵器の散布も止めましょう。本当にあなたが『核のない世界』を願うのであれば、大使でお茶を濁すのではなく、ご自身で広島、長崎を訪れ、被爆者の思いに接し、その上で人類の未来を見据え、信頼と対話に基づく決断をすべきではないですか」

とすれば、(英語圏以外の)世界のメディアにももっと取り上げられ、当事国へ、そして世界への強烈な「反核」のメッセージになり得、松井市長も最後に述べた「原爆犠牲者の御霊に心から哀悼の誠を捧げる」スピーチになったと思うのですが…
被爆地・広島の被爆者の代表代理人として、そのくらいの気概は見せて欲しかったと、悔やまれます…「官僚出身」で、今の原発大国を作り上げた「自民党の後ろ盾」で市長に当選された身としては、土台無理な話なのでしょう……

世界の闇が開ける気配は一向に見えませんが、皮肉にも、年に一度巡って来る広島と長崎の平和記念式典こそが唯一その闇に明りを投げかける、できれば「灯す」ことのできる機会なのではないでしょうか。
みなさん、もっと深く、もっと強く、日本人としてこの意義を考えるべきだと思います。

原爆の、そして未だ続く核による犠牲者全ての方々に、哀悼の意を捧げます。

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