「市場」と聞くと、ここを読んでいる皆さんが真っ先に思い浮かべるのはやはり「為替市場」なんでしょうね・・・次に株・証券や債券のもっと広い意味での「市場」ですかね?
ところが私の場合、まさに「市場」そのもの、←こんな感じなんですね(笑)。
私の今住んでいるところから、目の前の細い通り(例のマグリブストリート→関連の記事はココ! – ここもある意味市場ですけどね、クスリの・笑)を抜けると、そこは私のパラダイス、そうまさに「市場」なんですよ。
←もう一回、こんな感じ(笑)。
実はまだ日本に住んでいた頃、好きが嵩じて・・・と、分かる人が読んだら分かるので今回は止めておきます。
が、この「市場」がここにあるからこの街に移り住んだ、と言っても過言ではないくらい、私は「市場」にこだわるわけです。
本来この「市場」という言葉が持つ意味を出発点に、ここを読んでいる皆さんが普段最も良く触れているであろう「市場=マーケット」のニュースというものを違う視点から見るきっかけになれば、と考えていましたが・・・止めました。今日は単なる私の趣味の紹介、無駄話です。
何を隠そう私の趣味は・・・いや、趣味と言えるかな?・・・趣味というより生き甲斐、否、生き甲斐は「食べる」方で、その「食べ物を用意する事」- つまり「料理」なんですね。仕事柄、毎日毎日平坦な時間とハイパープレッシャーとの狭間で生きて行く中での「息抜き」とでもいうのか「至福の時間」とでも言うのか・・・良い材料があって、その材料の行き着く先を描きながら「手当て」を施して行く時間というのは、本当にストレス解消になります。
日常の主な食材は上記の「市場」で仕入れます。そりゃそうです。地元の錚々たる食材が目の前の市場にあるのですから・・・
しかし、今回は3週間程前のスーパーマーケットでの話です。
この国の「食」に対する意気込みと、その食卓を支える「食材」に対する尊敬とプライドには凄まじいものがあります。
スーパーマーケットにさえ、昔は日本の小さい商店街にも必ず一件はあった魚屋くらいの店構えの「魚屋」があるのです。私たちもタイミングさえ合えばたまにはそこで魚(小ぶりな鯛とかヒラメだとか)を買う事もありますが、その日の「買い物リスト」には入っていなかったため、何の気なしに通り過ぎようとしました・・・が、その時私の目を捉えたのは・・・なんと巨大なタラコです!
相方が私を引き止める暇もなく、私は「蛇に睨まれた蛙」ならぬタラコに取り憑かれた日本人・・・フラフラと引き寄せられていきます(笑)・・・タ、タラコにしては巨大すぎる・・・一腹1.5kgはありそうな巨大な魚の卵が二腹!!私の目の前に横たわっています・・・
ホッペを真っ赤に染めた魚屋のおばちゃんがニコニコと近寄ってきます『コンニチワ〜♪』
私『コンニチワっ』- この国で最初のこの挨拶を飛ばすと、まずそれが客であろうと誰であろうと相手にされません(←ココ結構大事なところ)。
私『こ、コレ、タ、タラの卵ですよね・・・?』声が半分嗄れているのが自分でも分かります。
おばちゃん『?・・・そうョ!(良くわかったわね〜!)キロ当たり16.90ユーロよ〜♪』ニ〜ンまりと笑います。
私はとっさに計算します(一腹1.5キロとして・・・に、ニジュウゴユーロは超えるな・・・結構な値段だ・・・でもこれを逃したら、また1年待たなければ手に入らないかも・・・)
私の頭の中ではもう既にうんまァ〜な自家製辛子明太子の海で、これまた一方の趣味である「泳いでいる」絵が浮かんでいます・・・
私の食べ物への執念を良く知る相方がハラハラしているのが分かります・・・
私がとっさに『二腹まとめて買ったァ!』と言うのではないかと心配しているのです、きっと。
相方(おばちゃんに)『ニホンジン大好きなんですよ〜この卵ォ〜ハハ・・』
ニコ〜っと笑いながら目をキラっと光らせたおばちゃんは既に重さを量る為の紙を手に取ってます・・・私も腹を決めました・・・少しでも色の良さそうな方(そして少しでも小さい方)を選びます・・・おばちゃんがタラコを計りに載せます・・・1.41kg!!しめて23.83ユーロ!
おばちゃんがタラコを袋に入れている間、今度はキラキラと光る生のニシンが私たちの目を捉えます。キロあたりわずか4.9ユーロ。生のニシンなんて今時日本でも滅多に出会えません・・・今度は北国出身の相方が釘付けです -『買う?』
私『マリネにしようか・・・』と結局買ってしまいます(笑)。
ついでに目を引いたのが銀色に光るスズキ(鱸)です。ここでは通称“ウルフ”と呼ばれる高級魚ですがこの日は安かった・・・買いました(笑)。
思わぬ「収穫(=散財)」ですが、次に通り過ぎようとした野菜売り場で巨大なカボチャが山積みになっているのに目を奪われます。「1個2.5ユーロ」の札!今度は相方がフラフラと引き寄せられて行き・・・手に取ります(後に5kgと判明!)・・・カートに入れました(笑)。写真は撮ってませんでした(笑)。
次に精肉売り場を通ります・・なぜかそういう作りになっているんです(笑)。
よりによって既に巨大なタラコとカボチャを買ってしまった私たちの目に次に飛び込んできたのは・・・これです!
巨大な豚の腿肉がそのまま売られていました。「ご自宅でハムでも作ってみたらどうやね?」ってことらしいです。ぶら下がっている札によると何やら「豚肉祭り!」って・・・そのまんまやんけ!(爆)
表に貼ってあるシールを見ると大体が6キロ前後で10 – 11ユーロ! や、や、安いっ!しかもこの国のこの地域の豚肉ときたらうんまいのなんのって・・・現地生産の証明である焼き印まで入ってます。
とっさに相方との相談が始まります。家のオーブンに入りきれるのかな?とか。もうこの時点で買ったも同然です(笑)。私たちが買ったのは6.2kgでしめて10.59ユーロなり。1キロ当たり何と1.70ユーロです・・・
全く買う予定もなかったこれら巨大なタラコとカボチャと豚モモとを(もちろん車で)家に運び込んだ私たちは、さっそく手当てに掛かります・・・[続く]





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