今年も、八月六日と八月九日

毎年この八月六日と八月九日という日が訪れる度に、この話題に触れない訳にはいきませんね。

m_11029613-0c446-1もはやThe natural born liarの安倍シンゾーが何を言ったか言わなかったか、を論じても意味が無いでしょう。言う事成す事、全部が嘘(all lies)なんですから(笑)。
しかし、毎年のようにこの八月六日と八月九日の式典で「平和への願い」が滔々と述べられる度に、日本を含む、世界を取り巻く平和への状況が明らかに悪化していっているのは何故でしょうか?

国際平和への音頭を取るべき国連(UN)を見てみましょう。設立上の建前である「平和維持」が国連の役割ならば、国連事務総長こそが毎年の広島・長崎の式典への出席を是非とすべきであり、世界に平和を訴えるメッセージを届ける絶好の機会であるはずです。ところが実際には代表代行が英文を読み上げるだけ。しかもそのメッセージには「アメリカによって」「米国が投下した」という文言は、一言も含まれていません。そのかわり「人類による」と“言い換えられて”います。
何故でしょう?国連(UN)そのものが「米国の米国による米国のための」ものだからです。

見渡してみると「(世界)人間の健康を司る」はずの世界保険期間(WHO)も、「金融を司る」はずの世界銀行(WB)も国際通貨基金(IMF)も、イスラエルという国家でさえ、ぜ〜んぶ「米国の米国による米国のための」ものです。イスラエルのパレスチナ人虐殺に関して、国連が何も言わないはずです。北大西洋条約機構(NATO)、TTIP(欧州側)、そしてTPP(アジア太平洋側)と、ぜ〜んぶが全部、米国様のご都合の為に草案され、そして各国が服従的に創設される事になります。

世界中で起きている「巨大地震」の発表も何故か米国(米国地質調査所)発で、鳥インフルエンザや、エボラ出血熱のニュースはWHO発で、正にニュース効果が無くなった頃、何ら根拠も具体的な証拠も無く「終息」に向かって行きます。企業の四半期決算発表のように流れる「北朝鮮がミサイルを発射」「中国が、韓国が、〇〇島を、XX島を・・・」等のニュースも、必ず次の「決算期」まで一旦終息してしまいます・・・その間「日本に攻め入って来る」はずの各国はいかがなさっているのでしょう?日本を”守ってくれる”はずの宗主国様と「共同軍事演習」されたりしてませんか(笑)?

欧州でも同じ事が起こっています。今年、「国民の99%がNATO加盟に反対している」と言われる北欧の小国では「ほ〜うら、ロシアが攻め入ってくるばい、侵略してくるバイ!」とプロパガンダが吹き荒れ、その小国政府は国民の声と憲法を無視し(何処かの国に似ていますね?)、米国の戦艦が数隻!バルト海に駐留し、NATO軍はこの北欧国内での飛行訓練を開始しました・・・そして今、他のNATO加盟国同様、この小国の空はケムトレイルで真っ白け、だとさ(苦笑)。
一方、既存のNATO加盟国である欧州中心国では、明らかに風向きが変わって来ています。
「(第二次世界大戦で)米英は我々を(ドイツから)救う為にやってきたのではない。更に“侵略”する為にやって来たのだ」「今のヘイトロシア、ヘイト中東も同じ流れだ」「もうアメリカ帝国主義の押しつけは真っ平だ」という論調が、歴史学者や、出版、テレビを通じて噴出していきています。ヴァチカンの法王でさえ、現在の米国主導の「戦争状態」を批判しています。

翻って、日本では、所謂「ネトウヨ」と呼ばれる人達が、目を三角にして中国、韓国を糾弾し、「愛国心」や「民族の誇り」を振りかざしている割には、日本の国土と市民を無差別に爆撃、原爆投下によって無差別大量殺戮し、ただの一度たりとも”謝罪”していない「アメリカ」に対しては、一言たりとも言及しない(できない)んですね?なんて素晴らしい愛国心でしょう!なんて勇ましい「日本人としての誇り」をお持ちなんでしょう?

bark-up-the-wrong-tree– Barking up the wrong tree – という言葉があります。
何もしていない隣の木に吠えていても、本当の敵に後ろから寝首を掻かれますよ!という話です。
吠えるべき相手は、お隣の国なんかじゃあなく、未だ世界中で無差別殺戮と侵略を繰り返している帝国の言いなりに、“我が国の国土と市民を喜んで提供”する為に勤しんでいる安倍シンゾー政府そのものですよ、という話です。上記、北欧小国と同様、これまた米国の思う壷ですよ、という事です。

一番上の秀逸なポスターは、当然ながらシンゾー君に捧げるものですが、上記、只の木に吠え続ける「愛国番犬」の皆様にも贈りたいと思います。
「ささっ… どうぞどうぞ、私は参りませんので、勇ましい貴方様から前線へ、どうぞ!」

八月六日と八月九日、アメリカによる原子爆弾投下によって尊い命を奪われた方々に、心からご冥福をお祈りするとともに、日本人として、ひとりの地球人として、全ての戦争に対し、断固反対の意志を貫き通す事を誓います。