YouTube:レバノンでカルロス・ゴーンと対談しました by ホリエモン

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世間は「新型コロナウィルス」の感染拡大につれ、ニュースはコロナ一色、社会の機能は停止し、人々も心の余裕もなくなって、他のことはすべて忘れつつあるようにも見えます。
私自身、この新生ブログをポンポンポン、と更新していくつもりが、日々の業務、現在の状況に振り回され、なかなか更新することができません… 反省!

くしくも9年前の今日、3月11日が東日本大震災の日であり、原発事故のあった福島を中心として未だ復興が遅々として進まない現状のレポート -「完全にコントロールされている」と大見得を切った政府が被災地を見殺しにしているという現実、「この国の深い闇」を浮き彫りにしていますし、追悼の式典が中止になったからといって、忘れてはいけない、いまだ「現在進行中」の大きな議題だと思います。

今日紹介する動画は、また別の視点から見た「この国の深い闇」について触れています。
このブログで『あけおめとカルロス・ゴーン』を更新した今年の初め頃、堀江貴文氏(以下、ホリエモン)が『ゴーン脱出劇』について妙に嬉しそうにYouTubeを連投していて、「1月にカルロス・ゴーンと会う約束があったのにぃ〜… いずれ会いに行きます!」と言っていたのですが、このタイミングで、自分の思いを「有言実行」する行動力には、さすが、と感服します。

***全編英語での会話なので、YouTubeの字幕機能をONにして観てください***

案の定、ホリエモン英語喋れたのか?だとか、ホリエモンの英語下手すぎ、といった反応も多いようですが、「典型的な日本の問題」を語っているのに、典型的な日本人視点で(英語が話せるか否か、だけ)見てどうすんのよ、と思います。

個人的には、カルロス・ゴーン氏の英語に、なるほどな〜、こんな単語こんな時にこうやって使うのか、と妙に感心しました。
具体的には、例えば (14:45˜)「こんなこと(すべてのストーリー)は本当に信じられない」→「The whole story is incredible!」の「incredible」だとか、(24:45˜)「彼ら(日産の幹部達)は目先の利益しか見えていませんでした」→「They were very short-sighted.」の「short-sighted」だとか、です。
ゴーン氏の英語もアクセントは独特なんですよ。しかし、世界中で数カ国語を操りながらカリスマ的なリーダーシップを発揮してきた氏の話す英語は、理路整然と無駄がなく、何を伝えるべきか、というポイントが明確で、聞き手に「聞かせる」んですよね… 。

内容的には、ホリエモンが15年前の自身の逮捕以前は「日本の司法制度を信じていた」 (5:40˜) と語ったのが私的には驚きで、「世の中陰謀だらけ」と普段から考えている私は「ホリエモンでさえ?ナイーブやな〜」と思いました(失礼!)。
そんなホリエモンが「(逮捕を)どう感じましたか?」と聞くと、カルロス・ゴーンが (7:40˜)「This was set-up!…kind of plot!(これは茶番だ、陰謀ですよ!)」と即答します。

上でゴーン氏の理路整然とした話の進め方を褒めましたが、特に印象に残ったのが (26:26˜) からの話でした。
「検察官になった人が歳をとったら弁護士になります。(堀江さんは)知ってますよね?」
「(そのうち)何人かは被告側弁護士になります」
「検察官のキャリアが若い時、99.4%の確率で勝利できます」
「(その検察官達が)歳をとった時、彼らはもっと経験があり、賢くなってます」
「そして被告側弁護士になり、彼らはたったの0.6%しか勝てません。何かがおかしいですよね?」
「(検察官から被告側弁護士に)立ち位置が変わっただけの同じ人ですよ?」
「なのに彼らは全てのゲーム(裁判)に勝利するのです。このシステムは間違っています」
「(被告人は)99.4%絶対に勝てないのです」

現時点(3月11日、欧州時間夕刻)で120万回以上再生されていますので、敢えてここに紹介する必要もないかと思いましたが、(私も含めた)FXトレーダーやブロガーのみならず、日本全体、世の中全体が「Being short-sighted」となりがちな今、こんな「真実の証言者」の発する情報に触れる機会を少しでも増やし、もっと「ワイドに」もっと「長い目で」自分の生きる、これから生きていかなければならない(日本という)社会を考える機会になればな、と思い引用させていただきました。

堀江貴文氏およびカルロス・ゴーン氏、お二方に感謝!