あけおめとカルロス・ゴーン

皆さん、新年あけましておめでとうございます。
本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

いや〜、大晦日に飛び込んできた「カルロス・ゴーン国外脱出!」のニュースに快哉!フライング気味に「あけおめ!」を叫びそうになりました。
さらに面白いのが、その後、今日もまだ続くメディアの慌てようですね。
元々疑義のあった告訴・起訴理由の薄弱さや、人権を無視した100日以上の逮捕・勾留(人質司法)には一切触れず、「脱出」という言葉は「逃亡」に変わり、海外メディアのカルロス・ゴーン寄りの報道も、日本語をこねくり回してありとあらゆる印象操作で、カルロス・ゴーン氏をあくまで「極悪犯罪人」にしようとしていることですね。

なかでも象徴的だったのは「日本とレバノンの間には犯罪人引渡し条約がないので、レバノンはカルロス・ゴーンを引き渡さないだろう」という“言葉遊び”です。
正確には「レバノンとの間には犯罪人引渡し条約がない」のではなく、「日本と犯罪人引渡し条約を結んでいる国はアメリカと韓国の2カ国しかない」ということです。
他の国々はというと、フランスは96か国、イギリスは115か国、アメリカは69か国、韓国は25か国と犯罪人引渡し条約を締結しているWikipedia: 犯罪人引渡し条約) ー コレが世界の事実・常識であり、逆に言えば、おいニッポン、おまえ世界からどんだけ信頼されとらんねん!って話ですよ(笑)。

ちなみに次の事実も、国としてはあまり一般市民には知られたくない事実だと思われますが、北朝鮮と国交のある国って何カ国あると思いますか?
「え?北朝鮮って世界中から孤立してるんじゃないの?」「鎖国状態じゃないの?」「食料もベンツも”瀬取り”で入手してるんでしょ?」と思い込まさているアナタ、かな〜りやばいですよ。
答えは164カ国です。いわゆる大国で北朝鮮と国交のない国は、日本と韓国とアメリカ、そしてフランスくらいです。ドイツもイギリスもスペインも・・・オーストラリアやニュージーランドだろうが国交があるんです。輸出もしてるし、ベンツだろうが食料だろうが堂々と正規ルートで輸入できますがな、って話なんです。

一度逮捕状の出たレイプ犯(山口敬之)ですら権力の肝入りで無罪放免、それを報じない程ジャーナリズム不在な、世界中から白眼視されている国が、「ゴーンが・・・ゴーンが〜!」と今更アピールしてみても、この日本という国の異常さが際立つばかりでしょう。